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排出口の仕様
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お悩み
排出口の仕様
・充填後の排出口から内容物の漏れをなくしたい。
・内容物の排出時、スムーズに作業を行いたい。
フレコンバッグの排出口は、本体などの縫製工程を終えた後、作業員の手で縛られます。
そのため単純に蝶々結びや片結びでは、個人差が出たり、簡単に解ける、または解けないと言う事態が発生してしまいます。
これらの問題を解決する為にフレコンバッグの排出口は、通常の縛り方とは違い、独特な縛り方をするのがほとんどです。
スライダー管
排出口の菊割れカバーを閉めるためにロープが通されています。そのまま蝶々結びや片結びで結ぶことも可能ですが、スライダー管を使用することにより、結び目を固定したり、補助したりすることが可能になります。
種類としては、一般的にはチューブ状のものが使用されており、材質は、柔らかいPVCやEVAと硬めのPEやPPです。
また、二つの部品に分かれる紐止めストッパーが使用される場合もあります。
チューブ状のものより、頑丈で結び目もしっかり固定することができますが、チューブ状のものよりコストがかかります。
排出口ロープの縛り方
フレコンバッグには通常、1tなどの内容物が充填され、充填後の内容物は、重力の関係で底部分に圧が掛かってしまいます。
その為、底部分の菊割れカバーが押し広げられるように負荷が掛かるため、通されているロープも自ずと伸ばされてしまい、結び目がきつく締まってしまいます。
結び目がきつく締まると、今度は排出時にほどけないなどの問題が生じてしまい、吊り上げられたフレコンバッグの下に入るのは、安全上、とても危険で問題になります。
そこで多くのフレコンバッグで採用されているのが、ロープを巻き付けて縛る方法です。
この方法で縛られた場合、結び目がないので、底部分の荷重が掛かっても、きつく締まってしまうことはなく、ロープの端を引っ張ることで比較的簡単に解くことが可能となります。
排出口の縛り方
フレコンバッグ底の菊割れカバーの中で、排出口と内袋を縛る方法を変えることで内容物の漏れを防ぐことも可能です。
排出口と内袋を束ねて、そのまま縛るのではなく、束ねた部分を折り返し、二つ折りにして縛る方法があります(通称:スワンネック)。
また、排出口と内袋を縛る際に使用する縛りテープを2つ付ける事で、束ねてそのまま縛ったテープとは、別のテープで二つ折りにした部分を縛ることで、よりしっかりと縛る方法もあります。
内袋排出口の加工
その他の方法として、内袋の排出口を閉じてしまう方法もあります。
閉じる方法としては、熱によるヒートシール加工、或いは玉シール加工です。
いずれも排出時に内袋を開封する必要がありますが、粉漏れなどを防ぐと言う点では、抜本的な改善になり得ます。
上記以外のお悩みがございましたら、お問い合わせフォーム、又はお電話でお気軽にお問合せください。