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異物混入
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お悩み
フレコンバッグ内部への異物混入
フレコンバッグの内部に糸くずのようなゴミや樹脂のかけらのようなものが入っていた。
スペック
特徴
自立型のフレコンバッグ「ホリキューブS」の内部縫製は、独自の縫製方法で特許取得済です。
その特殊な方法を用いることで、糸くずなどが発生しません。
さらに内部に施したラミネート加工により、外部からの異物混入も防ぎます。
考えられる原因と解決策
異物混入の報告で最も多いものは、糸くず、樹脂の塊などです。他にも髪の毛や虫などのご相談をいただきますが、混入経路は物によって異なります。
糸くず、特に多いのがクロスを織るためのヤーンくずや樹脂の塊は、生産工程で発生するもので、いずれも清掃や検品を管理することで防ぐことが可能なものがほとんどです。
髪の毛は、作業員に付着していたものが落ちたものと考えられ、虫の場合は、外部からの混入経路があると考えられます。
また、樹脂くずに関しては、フィルムを生産するインフレーション成形機内で滞留している樹脂が熱劣化によって炭化する炭化樹脂と言うことが分かっています。
但し、フレコンバッグの内袋と外袋の間に異物混入があった場合、底部分が縫製されている仕様では、充填物を排出する際に混入する恐れがない為、異物混入として取り扱われない場合もあります。
- 検品方法の見直し
- フレコンバッグの一般的な検品方法として以下の方法が行われます。
①ブロウイング
フレコンバッグに空気を吹き込み、膨らませること。空気を吹き込むことにより、糸くずなどの小さな異物は、外へ吹き出されます。
②糸くず除去テーブル
格子状の網の下に水を張った検査テーブルで、静電気によりフレコンバッグ表面に付いた糸くずやヤーンくずを水面に落とすことで除去します。
③ライトテーブル
フレコンバッグを下から照らし、異物混入などを目視で見つけます。
④金属探知機
フレコンバッグに金属片などが混入していないか、検品の最終工程で検査を行います。
いずれも検品する箇所や方法を見直すことで、検品の精度が上がり、異物混入のリスクを下げることが可能です。
- 作業者の管理・教育
- 上記のように検品方法を見直した場合、作業者への再教育も必ず必要になります。
また、髪の毛などの異物混入の場合は、作業者が作業を行う際の服装にも注意が必要となります。
ネット付の作業キャップやアームカバーなどの導入も異物混入を防ぐことになります。
- クリーンルームの使用
- 多くのフレコンバッグのメーカーでは、生産ラインを一般用とクリーンルーム仕様に分けている場合が多いです。
クリーンルーム仕様は、一般用の生産ラインより少しコストがかさみますが、異物混入に対するは懸念を解消することができます。
- 設備の清掃管理
- 工場内への虫の侵入を防ぐ為に、外気を取り込む空調などにメッシュを取り付けたり、ドアやシャッターには、虫よけブラシを付けたりする事も効果的です。
その他、作業員が作業場に入る際は、粘着クリーナー(コロコロ)を使用したり、出入り口にエアシャワーを取り付けたりすることで、大幅に異物混入を未然に防ぐことができます。
炭化樹脂の発生を防ぐ場合は、インフレーション成形機内のメッシュの交換や清掃を定期的に行うことで、炭化樹脂の混入を防ぐことができます。
上記以外のフレコンバッグもご提案できます!
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