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フレコンバッグ
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胴ぶくれ

  • お悩み

    充填後の胴ぶくれ

    フレコンバッグの胴ぶくれ

    フレコンバッグに原料を充填した後、胴ぶくれをしてしまう。

    輸送時にコンテナやトラックの積載面を圧迫することで、積載効率が悪くなる。

考えられる原因 |  対策

お薦めのフレコンバッグ

スペック

ホリキューブS図面
品名 ホリキューブS
サイズ 1,040×1,040×1,200Hmm
投入口 φ500×750Hmm
排出口 φ450×500Hmm
容量 900kg
内袋 なし
その他 ラベルポケット付
底保護シート付
生産ロット:500枚~

ホリキューブSに関する詳細は、こちらから

カーブバッグ図面
品名 カーブバッグ
サイズ 980×980×1,350Hmm
投入口 φ600×550Hmm
排出口 φ600×550Hmm
容量  400kg
内袋 あり(B/Sライナー
その他 ポケット付き
生産ロット:500枚~

カーブバッグに関する詳細は、こちらから。

特徴

胴ぶくれ防止フレコン

ホリキューブSは、特許取得済みの内部の構造により、内側から外側にかかる圧力を分散することで、立方体を維持して自立します。

底部分の四葉のクローバーのような形状により、四隅に内部の圧力が掛かることで安定します。
側面の角部分には、流線形のシェイプが施されているので、より胴ぶくれを防ぐことが可能です。

考えられる原因と解決策

原因

フレコンバッグの胴ぶくれ

充填後にフレコンバッグ本体が膨らんでしまうそもそもの理由は、フレコンバッグに使用されている原反(クロス)が柔らかい事が原因です。

通常、フレコンバックの原反にはPP(ポリプロピレン)が使用されており、PPの特性である柔らかさにより外側に膨れることで内側が安定し、輸送時や取り扱い時の衝撃に対して、柔軟であることで漏れや破れを防ぐ働きをします。
この特性が逆に胴ぶくれの原因になってしまっていると考えられます。

解決策

内袋の装着
フレコンバッグの内袋には、PEが使用されています。
フレコンバッグに装着した内袋に充填を行うと、PEはPPほど柔らかくないこともあり、胴ぶくれに対する抑止力となります。

更に効果を求める場合、隔壁付きの内袋を装着すれば、隔壁部分に内容物が流れ込み、支柱の役割を果たすため、より胴ぶくれを抑制することも可能になります。
隔壁の装着
内袋を付けることが難しい場合の選択肢として、四隅にPEフィルムの隔壁を付けることで、隔壁付き内袋と同様の効果が期待できます。

また、海外ではPEフィルムの代わりにネット上の隔壁をつけるネットバッフルバッグと言うフレコンも存在しています。
本体の構造改善
本体部分の原反スペックを見直すことで改善する可能性があります。
一般的にフレコンバッグには、1500D(デニール)で打ち込み本数が15×15と言う原反が使用されています(クロスの構造については、コラム「原反・クロス・織機」をご参照ください)。

このデニールや打ち込み本数を増やすことにより、ヤーン(織り糸)を強くする事で製織後の原反自体も強くする事は、理論上可能です。
しかし、製織を行う場合は、何万メートルもおる必要がある為、小ロットの規格に対しては、現実的ではありません。

他の方法としては、本体部分の原反の厚みを変えることで、内側からかかる圧力を抑制する効果的な方法もありますが、原料の使用料が増える為、コストがかかります。

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